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今季ストチアの想い~RIN/REI~

 RIN

 

ルーキーのRINは、メンバー最年少。チアと出会ったのは、3歳だった。

「母が習い事をさせてくれることになって、ピアノやバレエなどの体験に行ったんですけけど、お母さんと離れるのが嫌だったんです。人前に出るのも苦手でした。でもチアだけは楽しくて、小さかったので記憶はないですが、これをやりたいと言ったのがチアだったみたいです。それから小学生のあいだは、ずっとチアをやっていました」


小学校を卒業して一度は辞めたが、ポンポンを持って踊り、人を笑顔にしていた楽しい思い出はずっと頭の片隅にあった。
チアが恋しくなっていたある日、ストークスチアリーダーズのオーディションがあることを知り、迷わずトライした。
 

「オーディションを受けたことがなくて、緊張と不安がありました。合格の通知が来てまた躍れる、またお客さまに見ていただけるんだと思って、すごくうれしかったです。久しぶりなので不安もありましたが、楽しみな気持ちのほうが大きかったですね」

チアの経験があるとはいえ、子どものころの話。
ブランクも長い。加入した当初は、周りについて行くのに精一杯だった。
だが彼女には、劣っている部分を自認して自主トレに励むなど、努力家の一面がある。

「周りの人よりできていないとダメだと思うし、『できていないよ』と言われるのも嫌。できていない自分が、許せないんです。負けず嫌いというか、認められたい気持ちがある。先輩方からも、できていると思われるように頑張っています」
 

オンコートもオフコートも、RINはいつも元気いっぱい。
コート上でのきびきびとした動きは意識していることであり、自分の特徴でもあると言う。


「力強くモーションを決めるのは、意識しているところです。体格的にがっしりしているわけじゃないけど、私なりに力強さを出せたらと思ってビシバシと躍っています。それと曲調に表情を合わせたり、お客様に向ける際の表情には気を付けていていて、自分なりに研究して表情をコロコロ変えるようにしています」

デビューして数ヶ月だが、早くもコート上でパフォーマンスをすることにすっかりハマった。
ストークスチアリーダーズの一員としての自覚も、しっかりと持ち合わせる。

「私たちのパフォーマンスを見て下さったブースターさんに『良かったよ』と言ってもらったり、SNSで『今日のチアはすごく良かった』というコメントを見たら、だれかに元気を与えられていることが感じられるので、やっていて良かったなと思います。会場で自分に向けてタオルを振ってくれているのを見つけたら、本当にうれしい。この人たちのために、もっと頑張ろうとすっごく思います!」
 

【越田ディレクターから見たRIN】
オーディションのときから独特すぎて、キャピキャピではなく、猪突猛進って感じでした。
でも本当に素直だし、甘えるのが上手。世渡り上手というか、周りに可愛がられて伸びていくタイプかな。みんなから、愛されて育っていますね。
だれよりも頑張り屋さんで、できないことにチャレンジして、次の週には必ずできるようになっていたりするので、今後が楽しみです。

 
 REI

REIは今季からメンバーに加わったルーキー。
ジャズダンスを続けてきた彼女がストークスチアリーダーズのオーディションを受けたのは、こんな思いからだった。

「ダンスが好きでずっとレッスンに行っていたところから、オーディションを受けてみないかと声を掛けてもらったんです。私にはダンスを通じて人に励みや勇気、感動を与えられる存在になりたいという思いがありました。チアでそれができると思ったので、やってみたいと思ってオーディションを受けました」

実際のオーディションは実技より、面接でコミュニケーションを図る割合のほうが多かった。
そこでは、胸の内にあるものをストレートに表現した。

「オーディションでは、私が思っていることとかを真っ直ぐ伝えました。越田ディレクターがどう思ったかはわからないですけど、自分が思っていることは言えたと思います」

彼女の真っ直ぐな性格も、評価されたのだろう。
REIは晴れて、ストークスチアリーダーズの一員になった。
 

「合格の報せを聞いて、素直にうれしかったです。ジャズダンスもそうですが、チアも技術だけじゃなく、人間としても成長できる機会があるし、考えさえられることもある。最近感じたのは、チアはチームがどれだけ負けていても、絶対に勝つと信じて応援するじゃないですか。相手を信じるとか、自分を信じ切るとか。そういう大切なことを、チアから教わっています」


デビューから約4ヶ月。これまで経験してきたジャズダンスとは違う魅力を、チアに見出している。

「ジャズダンスは先生がある程度の振り付けをして、そこから自分らしくアレンジしても、形がある程度揃っていれば、それが正解みたいな感じなんです。チアはみんなでひとつという感じで、チームプレーのようなところもありますね。キレイな形がそれぞれあるので、それをみんなでコミュニケーションを取りあいながら揃えていく。それが、チアの良さのひとつだし、チアじゃないとできない経験だと思います」

初めてチアを経験して、自身の成長をこう感じていると言う。

「ひとりでダンスを習っている分には自由に、自分がやりたいようにやればいい。だけどチアはみんなで作っていくので、自分もチームの一員としてやらないといけません。コミュニケーション力が高まり、そこから人間としても成長したんじゃないかなと感じています」

チアとしては、まだまだ経験は浅い。だけどダンスが好きな気持ちは、だれにも負けない。
ルーキーの胸のうちには、自らのパフォーマンスを通じて伝えたい思いが、明確にある。

「会場に来られるお客さまは、バスケットボールを見に来ている方が圧倒的に多いと思います。そんな方たちにも私たちを見て、励みや勇気、パワーを届けられる存在になりたいです」


【越田ディレクターから見たREI】
彼女は周りに左右されない部分があって、わからないことは「わからないです」と聞きに来るんです。
気を使って私に聞けないこともあると思うんですけど、「プロとして、これはどうですか」と普通に質問してくるんですよ。「ダメ」と言っても、どうすれば良いかの改善策を考えてくれます。
自分が変わるための行動や言動が多くて、この数ヶ月で変化したメンバーのひとりじゃないかなと思います。

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