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<緊急連載企画>ストークス、勝負の終盤戦!【第3回】梁川選手・岡田選手

いつも西宮ストークスへのご声援ありがとうございます。

西宮ストークスでは、シーズン終盤戦に向けて、クラブ独自で行なった選手・コーチへのインタビューをまとめた「<緊急企画>ストークス、勝負の終盤戦」を連載でお届けします。

第3回は、梁川選手・岡田選手インタビュー記事です。

第1回「天日謙作コーチ」のインタビュー記事はこちらをクリック

第2回「谷選手・松崎選手・道原選手」のインタビュー記事はこちらをクリック

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豊富な経験をチームに注ぎ込み

B1残留へ力を尽くす、ふたりのベテラン

ここからの終盤戦で、西宮ストークスがなすべきことは明確だ。それはひとつでも多くの勝ち星を積み上げ、B1残留を果たすこと。そのために欠かせないのが、ベテラン選手の存在。今季のストークスでは梁川禎浩、岡田優のふたりがそうだ。若い選手が多いチームにあって彼らの豊富な経験は、これから待ち受ける厳しい戦いを勝ち抜くための大きな力。もちろん梁川と岡田は、自分たちに与えられた役割を深く自覚している。選手としてのタイプもチーム内でのキャラクターも異なるふたりは、それぞれのアプローチでチームをB1残留に導くべく力を注いでいる。

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梁川禎浩はストークス在籍5シーズン目の31歳

リーダーシップを発揮し、思い入れ深いチームの危機を救う

梁川禎浩は'09年にパナソニック・トライアンズでキャリアをスタートし、今季がプロ通算9シーズン目。31歳になってプレーは円熟味を帯び、精神面での成熟度も増している。コート上ではポイントガードとしてゲームの流れを変え、チームを良い方向に持っていく舵取り役。ゲームを離れてもキャプテンとしてチームをまとめることに腐心し、ときには若手選手のいい相談役にもなっている。今季がストークス在籍5シーズン目で、プロ生活の半分以上を過ごした。深い思い入れを持つチームの危機を救うべく、梁川は持ち前のリーダーシップを発揮する。

──今季ここまでのチームの戦いを振り返って、どんな印象ですか。

外国籍選手をはじめケガ人が出てしまったり、チームとして上手く乗れていないなと感じます。接戦で落とす試合が多いことも事実ですね。第3Qまでいい感じで攻めていても、第4Qで離されたり、勝負どころで相手に簡単なプレーで点を獲られたりする。攻めていても相手にディフェンスでしっかりプレッシャーをかけられて得点が獲れないなど、波に乗れていない感じがします。

──チームが結果を残せていない要因は、どこにあると思いますか。

僕たちはB2から今季B1に上がってきて、ほぼメンバーが替わっていません。それもあって最初の何試合かは、チーム全体でB2との違いに戸惑いがありました。それに対してチームでもう少し準備ができていれば、違った形でスタートが切れたのかなと思います。

──今のチームは、どんな雰囲気ですか。

以前から選手、コーチ陣も含めてチームの全員が、どうにかしてこの状況を打開しないといけないと感じていて、全員で意見を出し合っています。それがなかなか良い方向に向かなかったのが、前半戦だったのかな。

──結果が出ない状態が続くと、チームがバラバラになりかねません。その点で、現在のストークスはどんな状態ですか。

兵庫出身の選手も多いですし、関西出身のメンバーも多くて仲がいい。負けが続いていますがバラバラになることはなく、一体感を持ってやれています。前半戦をああいう形で終えてしまったので、今はなにがなんでもB1に残ることが目標。チーム全員が同じところを目指しているので、一体感はより増していると感じます。

──梁川選手はベテランの世代です。チームをまとめたり、責任感も強くあるのではないですか。

そうですね。みんな仲がいいぶん、いい方向に行けば強いんですけど、間違った方向に行ってしまうと、全員がそっちに流れてしまう。そうなると総崩れになりかねないので、そうならないように意識してチームを見ています。

──ここから巻き返さなければなりません。今、自分がするべきことはなんだと思っていますか。

今のチームは試合のなかで、オフェンスでもディフェンスでも停滞する時間があります。40分間を通していい状況が、なかなか作れない。そういう悪いときに、いかにチームをいい方向に持っていけるかが、今の僕の役割だと思っています。見ていて悪いなと思ったところを次の試合や次の週ではなく、そのゲームのなかですぐに修正しないと、試合に負けてしまう。僕たちには後がありません。ゲームのなかでいかにいい方向に転換できるかが、今の僕の仕事です。

──試合が悪いペースで進んでいるときは、ポイントガードとしてどんな対応をするのですか。

その試合ごとに違うんですけど、たとえばディフェンスが全部引いてしまって、ボールマンにプレッシャーがかからない。それが相手にとっては楽な状況で、やりたいオフェンスばかりやられてしまうことがあったりします。僕は相手のポイントガードにマークにつくことが多いので、そんなときはひとりで前からディフェンスをしていく。そうすることで後ろのメンバーが感化されてプレッシャーを強くしたりするのが、いい方向に向かうひとつのプレーかなと思います。試合が僕たちにとって悪い流れになったときに、全員を同じ方向に向かせるため、いいプレーコールをすることなどが、今の僕の役割だと考えています。

──B1昇格を目指して戦っていた昨季もチーム状態が落ちた時期があり、そこで梁川選手が発揮したリーダーシップがチームを立ち直らせました。

負けているときは各個人が、なにかしらの不満を持っています。それを、自分のなかで溜め込むのは良くない。不満に思うことを発散するために、僕が話を聞いてあげるのもひとつの手かなと思っています。若手にも同じ目線で聞いてあげて、抱えている不満を発散させてあげる。思っていることは吐き出せば、気持ちも少しは楽になると思うんです。今はだれひとり、いい気持ちでバスケットをしている選手はいません。不満があるなら出すだけ出せば、みんなが同じ方向を向いていける。その役割を、僕がやっていきたいと思っています。

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岡田優は電撃移籍で加入。リーグきってのシューターは

豊富な経験を注ぎ、チームに新たな風を吹かせている

岡田優は高い精度を誇る3Pシュートを武器に、bjリーグ時代から数々のチームで活躍。今季がプロ13シーズン目で、年齢は34歳になった。昨シーズンは富山グラウジーズを降格の危機から救い、今季も富山でプレーしていたが1月に電撃的な期限付き移籍でストークスに加入。シーズン途中で加わったゆえに俯瞰的な視線でチームを見ることができ、チーム内に新鮮な風を吹き込ませている。そしてなによりも、昨季の富山で残留プレーオフを戦った経験は今のストークスにとって得難い財産。プロとして数々の修羅場をくぐり抜けてきた彼が、既存の選手たちに殻を打ち破るきっかけを作る。

──シーズン途中での加入になりました。チームに入ってみて、どんな印象を持ちましたか。

勝ちに対してすごく準備をして、一生懸命やっている。その週ごとにすごく意気込みを持って、必死にやっているなと感じました。ただその一方で、多少なりとも負けに慣れてしまっているなとも思いました。負けた試合のあとで「今日もダメだった」みたいに、淡々としたものを感じました。

──負けに慣れてしまっていることに、選手たちは気付いていなかった?

そうだと思います。試合前は意気込みがあったけど、その1試合1試合に執念を出しているかといえば、自分も含めて足りないと思う。良く言えば次への切り替えが早いとも捉えられますが、もう少しその日のうちに、負けたことに向き合ってもいいんじゃないかと思う。でも終わったことは気にせず、次に気持ちを向けるのはすごく前向きでいいところ。若いから、それができるんだと思います。チームには若い選手が多く、それにはいい部分と悪い部分がありますね。

──負けた試合の内容に、目を向けることも大事。

決して負けたから悔しがれとは思わないですけど、意識を次に進める前になにがダメで、なにが足りなかったのかを、もう少し振り返ったほうがいいんじゃないかなと感じました。僕は試合中の出来事を振り返って、あの場面はほかのプレーを選択したほうが良かったんじゃないかとか、そういう話を結構するようにしています。「次、次」と言うのは簡単なので。

──試合を振り返って話をすることで、チームの様子は変わってきましたか。

みんなそれぞれに意見はあると思うけど、今までそれを言い合ったことがなかったんだと思います。負けたということは、ダメな部分が多かったということ。それをひとつずつでも、修正していく必要があります。お互いが「こうして欲しい」と意見を言い合うことで、ダメな部分が少しずつ良くなっていけば、勝ちにつながる。チームメイトには、特にその選手がしてしまったミスを、もう1回思い出させるような感じでは話しています。

──ストークスがここまで結果を残せていなかった要因は、どこにあると感じましたか。

得点力や、ディフェンスの安定感、いかにミスをしないか、ここぞで決め切る力。チームに入ってみて、それらを40分間維持できないことを感じました。いい試合をしていても、最後は上手さを発揮した相手にやられる。日本人選手がサイズで劣るなどいろんな問題はありますが、チームとして耐える力とか、決めるべきところで1本のオフェンスを獲りきる力とかはちょっと弱いんじゃないかな。個人の力は大切ですが、脆さが出る場面もあるなと感じました。

──それを改善するためには?

言える人、言いいにくい人は関係なく、普段からどの選手にも意見を言う。コートに出たら、みんな平等ですから。練習のあいだに「こうしたい、こうしてほしい」と意見を言わないとわからない。自分から意見を言わず受け身になっている選手もいて、そういう選手は言われたことのひとつか、ふたつくらいしか頭に入れていない。もっと柔軟性を持って、臨機応変にやることがすごく大事なのに、真面目だからよけいにひとつのことだけをしっかりやろうという選手が多い。もっとやんちゃな感じを出しても、いいんじゃないかと思います。

──ストークスの選手たちは、本当に仲がいい。それだからこそプレーで主張し合うことでつながっていけば、殻が破れるのではと感じます。

そこですね。本当にみんな、真面目なんです。練習中も一生懸命に取り組む選手ばっかり。それだからいい練習ができているので、上達にはもってこいの環境です。だからこそ意見を言い合うことが必要だと思う。普段の仲の良さとは別に、コート内でお互いの関係を深めていかないといけない。

──岡田選手がこのチームでするべきことは、どういったことだと考えていますか。

ストークスは、ひとつのことを一生懸命にやるのがいいと捉えている選手が多い。そうではなく、もっと柔軟性を持っていろんな方法をつねに頭に入れてやることが大事。コーチらに言われたプレーだけじゃなくて、バリエーションをいくつか頭に入れ、チームのフォーメーションを少し脱線させてでも臨機応変にやることが必要になる場面もあります。その大切さを、若い選手に伝えていきたい。試合で自分がやるべきはスコアしてアシストして、チームを勝たせることだと思っています。

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 在籍5シーズン目の梁川は、プレーとコミュニケーションで既存の選手たちのコネクトを深める。一方で数々のチームでプレーした岡田はその豊富な経験をチームに反映し、ストークスの選手たちが気付かなかった大事なことに気付かせている。若く経験が少ない選手が多いチームにとって、複数の角度からベテランの経験値を吸収できることはプラスにしかならない。彼らに導かれて若手がステップアップを果たせばチームはスケールアップし、目標達成に大きく近づく。梁川と岡田の存在は、かようにも大きなものなのだ。

*第4回は、3月22日(木)に、谷口選手・石塚選手・坂井選手のインタビューを掲載予定です。


<HOME GAME SCHEDULE>

<日本代表田中大貴・竹内譲次らを要するスター軍団に挑む!>

3/17,18 vs.アルバルク東京@加古川市立総合体育館

<絶対に負けられない戦い!>

3/31,4/1 vs.島根スサノオマジック@西宮市立中央体育館

 西宮市民応援デー

 神戸市民応援デー

<Bリーグ姫路初開催!>

4/21,22 vs.滋賀レイクスターズ@ウインク体育館(姫路市立中央体育館)

<ホーム最終戦>

〇5/2 vs.京都ハンナリーズ@西宮市立中央体育館