世界的名コーチ Holger Geschwindner（ホルガー・ゲシュウィンドナー）が関西・兵庫県内でジュニア育成に貢献！！

2023.05.02

世界的名コーチ Holger Geschwindner（ホルガー・ゲシュウィンドナー）が関西・兵庫県内でジュニア育成に貢献！！

バスケットボールファンの皆さま

今回は、世界的に有名なバスケットボールコーチ、ホルガーコーチを招聘してのクリニックについてお知らせします。

ホルガーコーチはバスケットボール界で非常に尊敬されている名コーチの一人で、ドイツの伝説的なバスケットボール選手であるDirk Nowitzki（ダーク・ノビツキー）氏の指導者としても有名です。

ホルガーコーチは、4月29日から西宮ストークスのユースチームを指導するほか、関西圏のBユースのクリニックや、兵庫県バスケットボール協会の指導者向けおよび高校生向けのクリニックを実施しています。

世界のバスケットボールを変えた稀有な育成者である彼との出会い、そして先日のFIBA WORLD CUP 2023の抽選会に彼の教え子であるノビツキー氏が参加し、日本と同グループの組み合わせとなったことも私たちにとって何かのご縁だと感じています。

クリニックはまだまだ続きますが、私たちは長い目で見て、しっかりと取り組みを強化していきたいと考えています。バスケットボールファンの皆様にも、是非ともこの活動にご賛同いただき、私たちと一緒にバスケットボール界を盛り上げていただければ幸いです。

ホルガーコーチプロフィール

Holger Geschwindner（ホルガー・ゲシュウィンドナー）
生年月日： 1945年12月9日 (年齢 77歳)

【略歴】
1960 年代から 1970 年代にドイツで活躍したバスケットボール選手であり、
1972 年のミュンヘンオリンピックでは、ドイツの代表チームのキャプテンを務める。
指導者としては、のちにNBAの殿堂入り選手となるダーク・ノビツキー（Dirk Nowitzki）氏の才能を幼少期から見抜いてバスケットボール界に導くとともに、「第二の父親」と本人からも認められるメンターとしてキャリアをサポート。スキル面でも彼が成功するために独自のトレーニング方法を開発した。ノビツキー氏の成功とともに世界でも尊敬されるコーチの一人となる。
1960年代より現在にかけて"B-BALL IS JAZZ"という独自理論を研究し普及している。

ホルガーコーチが提唱する"B-BALL IS JAZZ"について

"B-BALL IS JAZZ"とは、バスケットボールとジャズミュージックが共通点を持つことを表現したフレーズです。このフレーズは、バスケットボールとジャズミュージックが、共に多様性や即興性、そしてチームワークが重要であるという点で共通しているという考え方から生まれました。

具体的には、バスケットボールでは、個人の技術や戦略だけでなく、チーム全体での連携や相手のプレーを読む力が必要です。また、ジャズミュージックでも、演奏者同士が相手の演奏を聴き、その音楽に対応するために即興的な演奏が求められます。このように、バスケットボールとジャズミュージックは、個人の力だけでなく、周りとの調和が重要であるという点で似ているとされています。

NBAの試合の解説では、「この選手はリズムに乗っている！」などの表現がされます。また、演奏家が音楽で必要とされる集中力、準備や練習に対するアプローチは、バスケットボール選手のそれと深い関係を感じており、ホルガーコーチは実際にその因果関係がないか仮説を立てて研究しています。

"Think Outside of the Box"と呼ばれる、クリエイティブ精神を培う考え方をベースとし、基礎的な理論やアイディアを元に、自分で新しいアドリブを入れていく事が魅力的な部分です。

これらの"BASKETBALL"と"JAZZ"の深い関係性、創造性が"B-BALL IS JAZZ"の魅力であり、バスケットボール界に新しい風を吹かせることとなるでしょう。

クリニック参加者

Manuel David Feuerpfeil（マニュエル・デイヴィッド・フェウエルプフェイル）
生年月日：2000年1月1日 (年齢23歳)
【略歴】
ホルガーコーチのもとで10年以上指導を受ける。
U16/U20/U23の各世代でドイツのナショナルチームに選出。
2016年まで、ブンデスリーガ1部の強豪ブローゼバスケッツの育成組織でプレーをした後、
ニュールンブルグファルコンズでプロとして5年間活躍。
NBAオールスター/スロベニア代表のルカ・ドンチッチとも国際大会でマッチアップ。
本クリニックではデモンストレーターを担当。

Christian Benning （クリスチャン・ベニング）
【略歴】
サグラダ・ファミリアでも演奏経験のある世界的パーカッショニスト。
現在は自身のライブ活動と並行し、ホルガーコーチとともに音楽とバスケットボールの関係性をテーマに研究をしている。
本クリニック内でもベニング氏の演奏に合わせた練習を実施するなど、ホルガ―コーチが提唱する"B-BALL IS JAZZ"の一翼を担っている。
また、クリニック期間中にベニング氏の生演奏を披露し、参加した選手たちを魅了した。