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【INTERVIEW】#1今野翔太選手&#9谷直樹選手 ダブルキャプテン対談

いつも西宮ストークスを応援いただきありがとうございます。
今シーズン、西宮ストークスのダブルキャプテンとしてチームを率いる #1 今野翔太選手、#9 谷直樹選手のキャプテン対談。今シーズンB1昇格を目指すにあたり、ダブルキャプテンの意味や役割、意気込み、今シーズンにかける両名の想いを聞きました。
 


B2優勝、そしてB1昇格の命題を、昨季の西宮ストークスは果たせなかった。
それを今季こそ叶えるために、チーム体制の強化に着手。
チーム誕生時からストークスのユニフォームを着続ける谷直樹に加え、昨季に大阪エヴェッサから加わって2シーズン目となる、経験豊富なベテラン今野翔太とのダブル・キャプテン制を敷く。

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西宮ストークスのダブルキャプテン、谷直樹&今野翔太
「コミュニケーションを取りチーム一丸でB1昇格を。

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今野「ナオキはB1で対戦したこともあって、プレーが冷静で、ときには熱い選手だと知っていました。チームメイトになって感じるのは、コートの外でも落ち着いていて、すごくキャプテンのオーラが漂っていること。冷静でリーダーシップがあるので、チームがずっとナオキにキャプテンを任せている意味が、すごく理解できるんです。締めるところはちゃんと締めるし、試合に向けてのムードを作るために集中しているのが僕には見える。大事なところ、大事なときに、いい言葉も発してくれる。本当に、頼りになるキャプテンだと思います」

谷は今季で4季連続でキャプテンを務める。
チーム発足時にストークスに入団して以来、11シーズンものプロキャリアをストークスひと筋で貫いてきた。
そんな“Mr.ストークス”が、キャプテンとして心掛けていることについて語る。


「僕がいちばんに思っているのは、チーム全員が目標に向かって正しい道を歩めるようにすることです。ひとりでも違う方向に顔を向けるのではなく、全員がしっかり目標に向かえるようにサポートする。プロなのでだれもが練習を一生懸命にやるとか、試合で頑張るのは言うまでもありません。負けが続いたときや、勝って気が緩んだときに、チームがバラバラにならないようにする。それがキャプテンとしての僕の仕事で、やるべきことだと思っています」

今野は大阪の若手時代に、キャプテンを務めた経験がある。
あれからキャリアを重ねてチームも違う今、大阪時代とは違うキャプテン像であろうとしている。


今野「大阪のときは、自分からたくさんハドルも組みました。それが良かったのか悪かったのかはわからないですけど、独りよがりではなかったと思います。僕は自分から声を上げる“ザ・キャプテン”という感じではなかったし、よくある背中で引っ張るタイプ。それも良かったのか悪かったのかは、わからないですけど(苦笑)」

「いいじゃないですか。今季、やってくださいよ」

今野「いやいや。基本的にナオキがキャプテンで、僕はサポート役やと思っているから。ナオキという本当のキャプテンがいるので、僕はそれを支える立ち位置かなと思っている。肩書きは“(ナオキのサポート)キャプテン”にしてほしいです(笑)」

「ショウさん(今野)、それはズルいって(笑)。どんどん、背中で語ってほしいですよ。今季は選手だけのミーティングもしていて、それをシーズンを通してやりたいとショウさんが中心になって動いてくれているんです。僕は同じことを思っていても、言い出せなかった部分がありました。それをショウさんの主動で言ってくれて、みんなでミーティングしようとなっている。それは、すごく助かっています」

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悔しい思いをした昨シーズン。
ただしすべてを失ったのではなく、あの思いから得たものが、今季への力になる。

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「地区優勝はできたけど終ってみて感じたのは、優勝を目標にしていたけど、それに値するチームではなかったというか……。自分たちの実力が、足りなかったかなと思います」

今野「僕もナオキと同じで、実力が足りていなかったのもそう。それに地区優勝はしたけど、細かいところかもしれないけど、チームで詰めきれていなかった部分があったと思う。それが積み重なって、最後の2試合に出てしまったのかな。今シーズンは、それを無くさないといけない」

「昨シーズンの悔しい思いがあるから、残った選手もいる。それにチームの目標が、B2で優勝してB1に昇格は揺るぎない。新しく加わった選手も、そのために西宮に来てくれたと思いますし」

B1昇格に再挑戦する今シーズンに向けて、ともに熱い思いを隠そうとしない。


「とにかく、B2で優勝してB1に昇格したい。僕の年齢的にもあと何年、現役でプレーできるだろうと思っています。だから1年でも早くB1に昇格して、あそこでプレーしたい。今シーズンはそれを必ず達成したいと思っています」

今野「B2で優勝してB1に昇格するのは、かなりのエネルギーがいることだと感じました。今シーズンも夢を追うためには、その覚悟が必要。ナオキも言っていたように、僕もあと何年プレーできるかわかりません。もちろん、やれる限りはやるつもりです。それでも最短で、今シーズンに昇格をかける気持ちはすごく強いです」

今季、昇格を果たすために大事なことについて、ふたりの意見は一致する。

「昨シーズンの反省点として、チームの成熟度が足りていなかったと、個人的に思っているんです。今シーズンも、新しい選手が加わります。あの反省を生かして、シーズンが始まる前からチームとして、コミュニケーションをとっていかないといけない。お互いのやりたいこともそうですし、チームとしてやるべきことを選手同士で話し合って、共通認識を高めていくことが大事だと思っているので、そこをしっかりと突き詰めたい。ベテランも多いのでシーズン中に完成されたチームになるよう、チーム一丸となってやっていきます」

今野「まったく、そのまま同じです」

「だから、ズルいって(笑)」

今野「成熟度は本当に大事だと、昨シーズンで身をもって感じましたね。この前に選手間でミーティングした内容は、徹底してコミュニケーションをとることが、ひとつのテーマでした。それが成熟度を上げる、近道だと思います。今シーズンの僕らはB1も含めて平均年齢がいちばん高いチームだと聞いていますが、しっかりとしたコミュニケーションを築いて『オジさんでも、これくらいやれるんだぞ』というところを、どんどん見せていきたい」

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キャプテンとして、そして、いち選手として。
彼らは自分たちのすべてを注ぎ込み、チームに貢献する意気込みでいる。

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「キャプテンとしては、チームがしっかりと同じ方向を向くようにすることが第一だと考えています。コミュニケーションもそうですし、僕が先頭に立って体現して、チームを引っ張っていく。個人的には同じポジションに川村選手が入ってきて、プレータイムの競争も激しくなる。それにしっかり勝って、自分がプレーしてチームを引っ張れるように頑張っていきます」

今野「キャプテンをやらせてもらえるシーズンなので、プレーはもちろん、人間的にもしっかりとした姿を後輩たちに見せる。それが、チームのいいプレーにつながると思う。そういった面でも、心のサポートができるようなキャプテンになっていければと思います」

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最後に、開幕を楽しみにしているファン・ブースターへ、谷と今野がメッセージをおくる。
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「B2優勝、B1昇格に向かってチーム一丸となって戦いますので、ファン・ブースターのみなさんもともに戦ってください。今シーズンも応援、よろしくお願いします!」

今野「昨シーズン、僕たちが悔しい思いをしたのと同じように、ファン・ブースターのみなさんにも悔しい思いをさせてしまいました。今シーズンはそんな思いをさせず、楽しい、うれしかったというシーズンにしていきたいと思っていますので、今シーズンも応援よろしくお願いします!」
 


▼キャプテン対談の様子はこちらから!


10月2日(土)、3日(日)にいよいよ開幕する、西宮ストークスの2021-22シーズン。
今シーズンも皆さんの熱い応援をどうぞよろしくお願いいたします!