ミスの少ない安定したチーム 佐賀

今節の相手は佐賀バルーナーズ。11月4日現在で西地3位（5勝4敗）と、地区こそ違うがストークスと近い戦績になっている。

佐賀はロスターのうち5人が2桁得点をマークするなど、チームで戦うスタイルをある程度確立できており、それゆえに大きくゲームが崩れることが少ない印象だ。佐賀の得点源はPGのレイナルド・ガルシア、SFのミカイル・マッキントッシュと続くが、宇都宮から移籍したチェイス・フィーラーや、西川貴之といったスコアラーも軽視できない。

対して、西宮ストークスは佐賀に対してインサイドの高さでは間違いなく優位な状況だ。佐賀で最も高さがあるのはチェイス・フィーラーの203cmだが、ストークスはトレイ・ポーターが210cm、ジガ・ディメッツが211cmとインサイドでは主導権を掴める可能性が高い。 西宮インサイドの2枚看板が相手の脅威となるはずだ。

しかし、今節は相手だけでなくストークスは自分たちとの戦いも重要になる。それはターンオーバーの数だ。ストークスはB2の中でもターンオーバーの数が多く、佐賀はなんとB2で最もターンオーバーが少ないチーム。ここをしっかりと修正しておかなければ、接戦になった時に苦しい状況になることが想定される。似通った戦績の相手だけに、いかにミスを減らせるかが大きな勝利への要素になりそうだ。